青年会議所活動と弁護士業務

こんにちは。

私は(一社)かずさ青年会議所という団体に所属しているのですが、私がこの団体に参加している理由を述べて行こうかと思います。

青年会議所とは、聴きなれない方もいらっしゃるかと思いますが、一言で言うと、「自分を成長させながら愛する地域を盛り上げていこう!」という団体です。
先日のやっさいもっさいは、当青年会議所が作り上げて、木更津市に移管したということで、当青年会議所発祥の行事です。有名ですよね。

そんなかずさ青年会議所に私が参加する理由は2つ。
1つ目は、友達作りです。
大学入学から約10年間地元から離れた場所で生活していたので、友達関係は自然とそっちに住んでいる友人が多くなります。
でも、近くに住んでいて気軽に飲みに行ける仲間がほしくなると思うんです。
青年会議所に真面目に参加していれば、喜びも悲しみも共に分かち合える一生モノの友達ができます。財産だと思います。

2つ目は、自分が成長できるということ。
青年会議所は、事業だったり、例会だったり、1つのものを各セクション(かずさの場合だと10人弱)で作り上げることが主な活動です。
この中での学べるのは、大きく分けて次の3つ。どれも弁護士業務にかなり役に立つと思っているからこそ、私は青年会議所活動を続けています。ちなみに、来年は、青年会議所のナンバー2の役職を頂いたので、こういう青年会議所の魅力をどんどん外部の人に知っていただけたら私もうれしいです。

①時間のマネジメントができるようになる
これは弁護士業務に限ったことではありませんが、私を含めて会員の多くは会社の役員であったり、自営をされている方が多く、それはつまり忙しい方が多いので、時間の管理が最重要視されます。この仕事だったら何時間くらいでできるだろうとか、この予定は外すことができないけどここの間の時間なら青年会議所に少し顔を出せるかも、などタイムスケジュールの管理を徹底できるようになります。

②プレゼン能力が鍛えられる
弁護士の業務のうちわかりやすくて説得的な文章を書くことと、的確にポイントをとらえて質問をしたり自分の考えていることを理路整然と相手に伝えるのは最も基本的な業務です。青年会議所では、理事会のための資料作りなど法律文書とは趣の異なる文書を書く機会を与えられることで、純粋な文章力(法律文書作成のための起案力とはちょっと異なる)が鍛えられます。そして、さまざまなあいさつの場を与えられたり、理事会で質問したり答弁をしたり様々な形で議論を活発に行うことで、プレゼンの能力も鍛えられるわけです。

③いろんな境遇の人に出会える
青年会議所には、ほんとにいろんな人がいます。弁護士は自分のクライアントの想いを相手方や裁判所に伝えるわけですから、クライアントには多少なりとも共感できなくてはなりません。そして、弁護士はクライアントに共感しながらもクライアントの主張の問題点に気づきそれをフォローしなくてはなりません。そういう意味で、いろんな方々の「人間」を理解しようとすることがこれも弁護士としての基本的な仕事の向き合い方だと思うのです。青年会議所には、フレッキシビリティーの高い人もいれば頑固な人もいる、自分と同じ考えの人もいれば全く逆の感性を持っている人もいる、尊敬できる人もいれば尊敬できない人もいる、そういう団体なのです。
(ちなみに、私が地元で独立するきっかけを作ってくれたのは青年会議所の先輩でした。その先輩は現在当事務所で共に執務をさせていただいています。)

この記事で何が言いたいのかといえば、私の弁護士業務には青年会議所で鍛えられた資質が多少なりとも活かされていると思うので、そんな私にお気軽にご相談くださいということです。

必要であれば前述した青年会議所の先輩共に受任させていただきますので、その点でも安心なきみさらず法律事務所。そういう意味で、かずさ地域で考えられる紛争のすべてに対応できるのが当事務所です。